イチニノは2024年に創設10周年を迎えます。
これを記念して、約9年で上演してきた戯曲を公開しています!
「戯曲とは、実に様々な形があって、
ひとつの読み物としての楽しみ方もあり、
設計図を元に、組み立てていくことにワクワクするような気持ちにもなり、
人の心の深淵に触れて感じ入ることもあり、
そんな自由なものだと思います。
ちょっと読みづらい体裁だったりするかもしれませんが
ぜひ読んで、想像を膨らませていただければ幸いです。」
イチニノ 前島宏一郎
★『四季の里演劇祭』にて、イチニノの作品を上演してみませんか?
『茨城劇王』・『四季の森シアターフェスティバル』で
上演可能な上演時間(おおむね)のイチニノ作品を随時掲載します。
演劇祭開催までの約1年限定公開の予定です。
この機会に、ぜひイチニノ作品の上演に挑んでいただければ嬉しいです。
※「茨城劇王」はキャストが3人までという規定があります。
(イチニノ作品でエントリーをしたことにより
優先的に参加を決定するというものではありません。)
※四季の里演劇祭のエントリー期間は終了しました。
【戯曲一覧】
(バナー画像をクリックするとご覧になれます。(PDFデータ)
『第1回全日本もう帰りたい選手権』
ただひたすら「帰りたい」と願う会社員が壮大な陰謀に巻き込まれるスペクタクル。
初演:2015年
上演時間:約20〜25分
CAST:3人
『温室育ち』
「芽」が出てしまった女と、その呼吸に魅せられた男の、繰り返す朝と夜という旅。
初演:2015年
上演時間:約20〜25分
CAST:2人
『スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスイズマイン!』
メリーポピンズなんかじゃないけど、大人になりきれないココロの歪みが空を飛ぶ。
初演:2016年
上演時間:約30分
CAST:4人
『胴の長い猫〜妄想先生と16.99歳の恋〜』
大人への坂道を後ろ向きに駆け上がる、思春期JKのもやもや→もふもふをお届け。
初演:2016年
上演時間:約20〜25分
CAST:2人
『第2回全日本もう帰りたい選手権』
シェイクアウト帰宅訓練から先を争うように帰宅を目指す3人が直面する、現実の海。
初演:2016年
上演時間:約20〜25分
CAST:3人
『Anemometer 〜0と1の風速計〜』
生まれなかったいもうとと、それを思い出したあねの、そのときへと還る白い空間。
初演:未上演
上演時間:約20〜25分
CAST:2人
『椅子と机』
小美玉市の「遠州池」をモチーフとした、再会した2人の小さなパラレルワールド。
初演:2016年
上演時間:約20分
CAST:2人 (アンサンブル複数人あり)
『透稿「青い夏」』
『青い夏』がベース。これまでと、これからの記憶を紡ぐ、ひと夏の揺らぎの物語。
初演:2016年
上演時間:約25分
CAST:4人
『誤差』
計5都市でツアー上演。ハグを起点とした、理屈を超えた人間の感情の機微を描く。
初演:2017年
上演時間:約20分
CAST:2人
『蒸す目』
就活中の2人が与えられた課題ペーパー。「もしも私がいま死ぬのだとしたら。」
初演:2018年
上演時間:約35分
CAST:2人
『なかなおり/やりなおし』
せんがわ劇場演劇コンクールで上演。40分版の他に20分版、60分版もある。
初演:2019年
上演時間:約40分
CAST:3人
『墓磨き』
2023.9に高松で上演した最近作。お墓をめぐる、想いの逡巡の物語。
初演:2021年
上演時間:約20分
CAST:3人
『清掃員Aの虚無』
オノマトペのみで構成される、一人の女性の些細な日常の虚無。
初演:2020年
上演時間:約15分
CAST:2人
『靴の紐を結ぶ』
靴の紐を結ばれた男は監禁されているのか軟禁されているのか。怒涛の密室一人芝居。
初演:2020年
上演時間:約18分
CAST:1人
『青い夏』
いきなり夏の田舎に放り込まれた女子2人が体験する、寂しさとその先の物語。
初演:2010年
上演時間:約40分
CAST:3人
『千年後の冒険』
自分の病を「引き受ける」人を前に思うこと。それは千年後も続いていく。
初演:2021年
上演時間:約17分
CAST:2人
『コンタクター・コンダクター』
いきなり異世界に放り込まれた女が体験した異文化交流。イチニノでもかなり無秩序な作品。
初演:2021年
上演時間:約15分
CAST:2人
『三振数戦争』
すべてが「さしすせそ」で始まる、あの伝説の高校野球地方大会決勝戦。
初演:2021年
上演時間:約20分
CAST:3人+α
『あばたもえくぼ』
中国由来のことわざ「あばたもえくぼ」。あばたか、えくぼか。決めるためのだだしゃべり。
初演:2021年
上演時間:約15分
CAST:3人
『ゆ加減みたいな恋人み』
「ぬるいお風呂って、好き?」いい湯加減みたいな、ほんのりとしたふたりのため息。
初演:未上演
上演時間:約10分
CAST:2人
『つつがないおねつ』
かちこちの蝶ちょ。おねつの蝶ちょ。まわりの視線はどうでもいいの。あなたにおねつなの。
初演:未上演
上演時間:約15分
CAST:2人
『正午』
人生の「正午」を迎えたふたり。寄せては返す波の音のなか、どこまでも続いていく時間。
初演:2020年
上演時間:約30分
CAST:2人
『そらにやり』
そらを眺める年の離れたふたりの女。そっと口ずさむ、誰から教わったのかもわからぬ歌。
初演:2021年
上演時間:約20分
CAST:2人
『第3回全日本もう帰りたい選手権(終)』
「帰りたい」も多様性の時代。あらゆる困難を超えて目指すは寿退社!?全速力の最終回。
初演:2022年
上演時間:約25分
CAST:8人
『ぜんぶきあつのせいだ』
気圧のせいでいろんな古傷が痛い男と、それに気づいた女の、ほんの1秒間の物語。
初演:2021年
上演時間:約20分
CAST:2人
※一時的に公開を休止しています。
『あの人作製キット(全16種)』
巨大ガチャガチャから生まれた「フレンド」と、ともだちになるまでの短い時間。
初演:2007年
上演時間:約20分
CAST:3人
『See-Saw』
『野沢菜菜〜』のスピンオフ作品。3つの時代を旅する2人が変わらなかったところとは。
初演:2021年
上演時間:約20分
CAST:3人
『ほら、可愛い子は温室にぶち込み可愛くない子は谷底に突き落とせ。』
お互いを羨む2人の少女が湖を1周するだけの物語。独白による朗読形式の作品。
初演:2021年
上演時間:約40分
CAST:2人
『こっち見んな!』
からくり時計好きの2人が訪れた夜の大野潮騒はまなす公園。闇夜の中から何者かの視線が…。
初演:2021年
上演時間:約20分
CAST:3人+α
『誰もこちらを見ることはない』
「こっち見んな!」と対になりながら、全く様相の違う、独白とユニゾンの渦巻く世界。
初演:未上演
上演時間:約30分
CAST:5人
【この戯曲の公開について】
この戯曲は『四季の里演劇祭』で上演を希望する団体(個人)のために試験的に公開しています。
著作権は、前島宏一郎に帰属します。
上演等にあたっては、上記演劇祭に限らず、許可のうえ自由に上演いただけます。
使用の際は、下記をよくお読みのうえ、上演申請等を行ってください。
なお、公開は2024年7月頃までを予定していますが、予告なく終了することがあります。
【上演/使用許可について】
①個人で読んで楽しむ場合
特に許可は必要ありません。
②上演・配信等を行う場合
戯曲の使用を希望される方は、有料・無料公演(配信)ともにイチニノまで必ずご連絡ください。
ワークショップや稽古場などでの戯曲使用は自由に行ってもらって構いませんが、配信を伴う場合はご連絡ください。
問い合わせは「Contact」からお願い致します。
内容を確認のうえ、使用に関する詳細および戯曲使用料についてご連絡させていただきます。
【『四季の里演劇祭』での上演を希望する場合】
参加エントリーの際に作品名をお知らせください。
エントリー前に事前の使用許可のお問い合わせ等は必要ありません。
この際の上演については、使用料はいただきません。
(台本の改変等についてはご相談ください。)